カラオケのLIVE DAM(ライブ ダム)で、
と思ったことはないでしょうか?
カラオケは時間との戦いですし、友達と一緒に歌っている時は、自分が歌い終わった後の後奏(いわゆる「アウトロ」)の時間が何となく気まずいので、早く終了させたいですよね。
LIVE DAM(ライブ ダム)には、自由なタイミングで演奏を止める機能や、「後奏カット」という後奏(アウトロ)の自動停止機能があるため、その方法をご説明します。
本記事では、長年、LIVE DAM(ライブ ダム)を愛用してきた筆者の経験を踏まえ、
など、意外に説明されていないポイントについても、具体的にご紹介します。
カラオケには時間制限がありますので、是非、効率的なカラオケタイムを楽しむための参考にしていただければと思います!
カラオケLIVE DAMで後奏カットして早く次の曲を歌う方法
- 「演奏中止」ボタンで中止する
- 「しゃべってリモコン」でAIに話しかけて停止する
- 選曲時に「後奏カット」を設定する
- 毎回「後奏カット」の設定をせずに、ずっと継続させる2つの方法
「演奏中止」ボタンで中止する
最もベーシックな方法は、後奏部分になったら、手動で演奏を中止する方法です。
「演奏中止」ボタンはどこにあるかというと、 デンモクでは画面下部(赤いボタン)、カラオケ機器本体では右上(半円形のボタン)にあります。
※下記写真はいずれも「LIVE DAM AiR」の例ですが、他の機種でもほぼ同じです。

「しゃべってリモコン」でAIに話しかけて停止する
ボタンで停止すると、毎回「停止して良いですか?」という確認画面が出て、実質2回押す必要があるので面倒です。
そんな時は、LIVE DAMのAiアシスタントの「しゃべってリモコン」機能を使うと便利です。
Aiアシスタントは、「LIVE DAM Ai」から搭載された機能で、事前に何の設定をする必要もなく、マイクで普通に話しかけるだけで、様々な命令を実行してくれます。
演奏を中止したい時は、中止したいタイミングで、
「演奏中止DAM」
とマイクで話せば、その時点で止めてくれます。
最後に「DAM」と付けることで、Aiが命令だと認識してくれます。
「しゃべってリモコン」は、慣れるととても便利です!
※↓こちらに受付可能な命令の一覧が掲載されています。
選曲時に「後奏カット」を設定する
「演奏中止ボタン」や「しゃべってリモコン」による操作は、自分が止めたい所で後奏を終了できるので、確実ではありますが、タイミングを見計らう必要があるので面倒です。
その場合は、歌の選曲時に、デンモクの「オプション設定」の「演奏フェードアウト」から「後奏カット」を選択した上で予約することで、後奏に入ったら、自動的に曲を中止してくれます。

ややそっけない終わり方にはなりますが、すぐ次の曲に行けるので効率的です。
「後奏カット」を解除したい場合は、同じオプション設定で、「設定しない」選択すれば戻せます。

「演奏フェードアウト」設定では、他にも
- 1コーラス(曲の1番)が終わったら自動終了させる「1コーラスフェードアウト」
- 2コーラス(曲の2番)が終わったら自動終了させる「2コーラスフェードアウト」
といった設定ができます。

「歌いたいけど、1番しか知らないんだよな…」
「だいたいのメロディーは知ってるけど、2番の後のCメロがよく分からないから、その手前で止めたいな」
という場合に、とても便利ですね!
「後奏カット」設定を毎回せずに、ずっと継続させる2つの方法
前述の方法は、毎回、曲を予約する度に「後奏カット」を設定する方法ですが、
「それも面倒なので、全曲自動で後奏カットしてほしい」
と思う時もありますよね。
「後奏カットは、全曲自動では設定できない」という情報も見られますが、調べて検証したところ、下記2つの方法を使えば、全曲に対して自動で設定できました。
方法1:リモコンから設定する
デンモクの選曲画面ではなく、デンモクの「リモコン」画面にある「演奏フェードアウト」のボタンから設定します。
同じく「後奏カット」があるので、これを選択すれば、選択した時点以降に予約された全曲に「後奏カット」が自動で設定されます。

「後奏カット」を解除するには、「フェードアウトしない」を選択します。
この方法の若干の難点としては、「後奏カット」を選択しても、ボタンの表示が「演奏フェードアウト」のままなので、選曲画面で設定する時に比べ、本当に後奏カットが設定されているか分かりにくい面があります。
心配な場合は、何度「後奏カット」を押しても問題ないので、念のため再度押しておきましょう。
方法2:カラオケ機器本体から設定する
「後奏カット」は、機器本体からも設定できます。
- 機器本体の画面をタッチ
- 「設定」
- 「コンテンツ」
- 「カラオケ演奏」タブ
- 「演奏フェードアウト」
- 「後奏カット」
の順番で選択していけば、設定以降に予約された全ての曲に、「後奏カット」を自動で設定できます。

こちらは、再度この選択画面を開けば、「後奏カット」を選択している事が分かるので、最も分かりやすく確実な方法ですね。
解除するには、「切」を選択します(リモコン、選曲画面それぞれ若干言い回しが違うので、難しいです…^^;)。

カラオケLIVE DAMの「後奏カット」関連機能の注意点3つ
- 注意点①:後で設定した方が優先される
- 注意点②:採点を途中で止めるつもりだったとき
- 注意点③:フレーズを限定すると点数が下がる
前述したとおり、後奏カットやフレーズフェードアウト機能はとても便利ですが、自分の経験上、利用する上で注意点があるので、ご紹介しておきます。
注意点①:後で設定した方が優先される
前述のとおり、少なくとも「後奏カット」は下記3とおりの設定方法があります。
- デンモクの選曲画面のオプション設定から → その曲だけに反映
- デンモクのリモコン画面から → 設定以降の全曲に反映
- カラオケ機器本体の設定画面から → 設定以降の全曲に反映
その場合、どの設定が優先されるのか、気になりますよね。
例えば、リモコンや機器本体の画面から全曲に「後奏カット」を設定したけど、「この曲だけは、後奏も聞きたいな」という場合、できるのでしょうか、、?
試したところ、可能でした。
全曲に「後奏カット」が設定されている状態で、選曲画面で予約する時に「演奏フェードアウトしない」を選択すると、その曲だけ「後奏カット」を解除できました。
また、機器本体の画面で「後奏カット」を選択した状態で、デンモクのリモコン画面で「フェードアウトしない」を選択すると、全曲に対して後奏カット設定が解除されます。
但し、この場合、機器本体で「後奏カット」ボタンが黄色に選択された状態は変わりません。
一方で、前述のとおり、リモコン画面では現在「後奏カット」が選択されているか否かは、明確には分かりません。。
なので、後で設定を変えると混乱しやすい点に注意が必要です。
そのため、とにかく、
「最後に設定した内容が優先される」
と覚えておくと良いでしょう。
注意点②:採点を途中で止めるつもりだったとき
意外と盲点なのが、採点モード(精密採点Aiや精密採点DX-Gなど)で歌っていて、曲の終了直前で採点を止めようと思ったとき、「後奏カット」が邪魔してしまう点です。
こちらの「DAM精密採点を途中で解除する消し方は?」の記事でもご紹介していますが、採点したくないけど、音程バーを表示するために、ギリギリまで採点モードで歌い、歌い終わった直後に採点を解除している方もいらっしゃると思います。
その際、うっかり「後奏カット」設定をしたままだと、最後のフレーズを歌った直後に曲が終了してしまうので、採点を解除し損なう事になります。
「DAM★とも」にログインして得点が自動記録される状態で歌っているときなどは、不本意な得点が記録されてしまう恐れもあるため、注意が必要です。
注意点③:フレーズを限定すると点数が下がる
前述のとおり、「演奏フェードアウト」機能には、「後奏カット」以外にも、「1コーラスフェードアウト」や「2コーラスフェードアウト」の機能があります。
これらの機能を採点モードで使用すると、得点が大きく下がってしまいます。
曲の表現力は、曲全体を通じて評価される傾向があるため、最後まで歌いきらないと、点数が低くなりがちです。
そのため、コーラスのフェードアウト機能についても、「DAM★とも」にログインしているとき、不本意な得点が記録されないよう、注意しましょう。
なお、「後奏カット」については、得点に影響しないので、心配せず設定して問題ありません(前述のケースのように、曲の終了直前に採点を解除したい場合を除き)。
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DAMの「後奏カット」機能で早く次の曲を歌える方法を総括
本記事のポイントをまとめます。
本記事が、どなたかのご参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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