DAM(ダム)で自分の音域をチェックできる?声域チェックのやり方と注意点を解説!

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カラオケのLIVE DAM(ダム)には、自分の音域(声域)を調べられる「声域チェック」機能があることをご存知でしょうか?

 

できると聞いたことはあるけど、

  • どうやってやるのか分からない!
  • DAMの中を探したけど、そもそも「声域チェック」の項目がない!どこにあるの?

という方もいらっしゃるかもしれません。 

 

結論として、DAM(ダム)の「声域チェック」は、「8711-09」の選曲番号(リクエストNo.)を入れる事で、始めることができます。

但し、DAM(ダム)の「声域チェック」は、若干クセがあり、知っておいた方が良い点があります。

 

そこで、本記事では、DAM(ダム)で自分の音域(声域)をチェックする方法を、具体的な例をもとに、詳しく説明しました。

当サイト管理人自身(自分自身)、日頃から「声域チェック」機能を使用しているので、その経験を元に、使用上の注意点についても、解説しています。

 

是非、ご自身の音域(声域)の把握に、役立てていただければ幸いです。

 

本記事で分かること
  • LIVE DAM(ダム)で「声域チェック」を始める方法
  • 「声域チェック」の具体的なやり方
  • 「声域チェック」を使う上での注意点
  • 音域を広げるための方法(ミックスボイスの手軽な習得方法)

 

 

カラオケDAM(ダム)で自分の音域(声域)を調べる方法

  • 音域と声域の違い
  • DAM(ダム)に「声域チェック」がない!ときの対処法
  • 音域(声域)チェックの具体的なやり方

 

音域と声域の違い

一般に、「音域」は楽曲の最高音と最低音の幅を指すときに使われるのに対し、「声域」は人が出すことのできる最高音と最低音の幅を指すときに使われています(参考:DAM公式サイト)。

 

但し、実際には、後者(人が出すことができる幅)についても「音域」という言葉が用いられる事が多い印象です。

 

DAMでは、2つの言葉をキチンと区別して用いていますが、本記事では、基本的に「音域(声域)」と併記することとします。

 

DAM(ダム)に「声域チェック」がない!ときの対処法

DAM(ダム)には、「DAMボイストレーニング」というコンテンツがあり、この中に、自身の音域(声域)をチェックできる「声域チェック」機能があります。

 

 

「DAMボイストレーニング」の中に見つからない。。

しかし、DAM(ダム)の新しい機種(LIVE DAM Aiなど)では、この「声域チェック」を簡単に表示させることができません。。

 

(注)LIVE DAM Aiのデンモクで操作した例

 

上図のように、デンモクのリモコンで選択すると、ドリルの画面しか表示されず、前掲の「DAMボイストレーニング」のトップ画面に行くことができません。。

 

カラオケ機器本体の設定画面でも、同様に表示させることができません。。

 

(注)LIVE DAM Aiのカラオケ機器本体で操作した例

 

選曲番号(リクエストNo.)を入れる

対処法としては、デンモクのリモコンから、下図のとおり

 

8711-09

 

をリクエスト番号として入れることで、「DAMボイストレーニング」のトップ画面に行くことができます。

 

 

この番号をどこで確認できるかと言うと、LIVE DAMが公開している下記説明資料の右下「リクエストNo.」に記載されています。

 

操作方法
【リクエストNo.】8711-09

(出典)DAM公式サイト 「FILE05 ウィークポイントを徹底強化! DAMボイストレーニング」

 

Aiに呼びかけても表示できない

LIVE DAM Aiでは、マイクに「OK、DAM!」と話した上で、言葉で命令を送ることができます。

 

試しに

「OK、DAM! 声域チェックを入れて」

と話してみましたが、

「曲がみつかりません」

と反応が返ってきて(画面に吹き出しで表示されます)、できませんでした。

 

また、

「OK、DAM! DAMボイストレーニングを入れて」

と話してみると、DAMボイストレーニングの説明動画が予約されてしまい、やはりボイストレーニングのトップページには辿り着けませんでした。

 

そのため、現時点(2025年3月現在)では、前述のとおり、選曲番号(リクエストNo.)を入れる方法しかなさそうです。

 

音域(声域)チェックの具体的なやり方

「DAMボイストレーニング」のトップ画面に入れたら、下図の順番で「声域チェック」を開始できます。

 

 

最初の選択では、男性は「音程低め」、女性は「音程高め」を選ぶと良いでしょう。

 

判定できる音域(声域)の幅

判定される音域(声域)の幅は、以下のとおりです。

  • 音程低め(男性想定):
    F2(lowF、ファ)〜C5(hiC、ド)
  • 音程高め(女性想定):
    C3(mid1C、ド)〜G5(hiG、ソ)

 

 

図を見ても分かるとおり、男女の平均的な地声音域を、低音側も高音側も、大きく超えて測定されるので、全て発声するのは、結構キツいです。

一度、女性の音域(声域)も試してみたいと思い、「音程高め」でチャレンジしましたが、最高音付近は高すぎて、全然出ませんでした^^;。

 

音域(声域)の測定方法

初めに低音側を13個(音)測定し、次に高音側を20個(音)測定します。※測定個(音)数は、「音程低め」「音程高め」いずれも同じです。

  

各音で、図のように「アーエーイーオーウー」と5つの母音が正しく発声できているか、チェックすることで判定されます。

 

失敗すると、「MISS」と表示されて、鍵盤がオレンジ色になる

 

音程低め(男性想定)の場合、低音側は、F3(mid1F、ファ)の音からスタートして、半音ずつ下がりながら、高音側も同じF3(mid1F、ファ)の音からスタートして、半音ずつ上がりながら、1音1音チェックされます。

 

スタートする前に、「お手本を開く」で、実演を聞く事ができます。

1度確認しておくと、テンポ感もつかめるので良いでしょう。

 

DAM(ダム)の音域チェック(声域チェック)の注意点など

  • いくつ間違えるとMISS判定になるか?
  • 途中の音でNG判定を受けた場合、先に進めるか?
  • 裏声で発声した場合、合格判定されるか?
  • 音程低め(男性用)も高め(女性用)も喚声点(ブリッジ)が2箇所ある
  • 音域(声域)を拡大するためには? 

 

いくつ間違えるとMISS判定になるか?

各音を発声できたか否かの判定が、どうなされるのか実験したところ、「アー」「エー」「イー」「オー」「ウー」の5つの母音、全てを正しく発声できる必要はなく、

  • 外した母音が1つだけ(4つは正しく発声)であれば、合格判定
  • 外した母音が2つ以上(正しく発声できた母音が3つ以下)だと、MISS(不合格)判定

になると分かりました。

 

 

MISS判定を避けるためには、何としても4つの母音は確実に合わせるよう、意識しましょう。

 

途中の音でNG判定を受けた場合、先に進めるか?

低音側、高音側ともに、最後の音に到達する前にMISS判定を受けたら、そこでチェックがストップするの?、と疑問に思う方もいると思います。

結論、何個MISS判定を受けても、テストはストップせず、最後の音までチェックできます。

 

つまるところ、最後の音をキッチリ発声できれば、その音までは音域(声域)がある、と判定されます。

 

 

そのため、途中の音でMISSになっても諦めず、最後の音でMISSしないように頑張りましょう!

 

裏声で発声した場合、合格判定されるか?

通常、調べたいのは、地声の音域(声域)だと思います。

それでは、DAM(ダム)の「声域チェック」を、裏声で発声した場合、どうなるのでしょうか、、?

 

結論、裏声でも合格判定されてしまいました。。

 

裏声を含めた音域(声域)を調べたい場合は問題ありませんが、あくまで地声の音域(声域)を調べたい場合は、高音域でうっかり裏声にならないよう、注意しましょう。

 

音程低め(男性用)も高め(女性用)も喚声点(ブリッジ)が2箇所ある

地声から裏声に声がひっくり返りやすい箇所は、喚声点(ブリッジ)と呼ばれますが、一般的な男性・女性の喚声点(ブリッジ)は、以下と言われています(出典:NAYUTAS公式サイト)。

 

一般的な男性
・1箇所目(1stブリッジ) E4~F#4
・2箇所目(2ndブリッジ) A4~B4
・3箇所目(3rdブリッジ) D5~E5
 
一般的な女性
・1箇所目(1stブリッジ) A4~B4
・2箇所目(2ndブリッジ) E5~F#5
・3箇所目(3rdブリッジ) A5~B5

 

 

前述のとおり、DAM(ダム)の「声域チェック」の範囲は、音程低め(男性想定)がF2(lowF、ファ)〜C5(hiC、ド)、音程高め(女性想定)がC3(mid1C、ド)〜G5(hiG、ソ)なので、喚声点(ブリッジ)が、2箇所ずつ含まれている事になります。

 

そのため、男性が「声域チェック」の最高音(C5)まで到達するには、少なくともE4~F#4付近で、地声からミックスボイスに切り替える必要があります。

※2ndブリッジのA4~B4を超えるには、ミックスボイス→ヘッドボイスへの切替も必要になります。

 


ちなみに自分の「声域チェック」結果(音程低め)では、下図のとおり、一応、低音側・高音側も全部出すことができました。

※F4あたりから、ミックスボイスに切り替える意識をして、発声しています(日々訓練中ですが^^;)。

 

 

音域(声域)を拡大するためには? 

前述のとおり、DAM(ダム)の「声域チェック」で、裏声を使わずに、満点を取る(全部の音で合格判定を得る)には、地声と裏声の中間と言われる「ミックスボイス」を出せる必要があります。

 

音域(声域)を広げる鍵となるミックスボイスの習得のためには、ボイトレスクールに通うのが、最も効果的です。

 

しかし、そこまでする予算や時間の余裕がない、、、という方もいらっしゃると思います。

そんな方には、オンライン講座サービス「Udemy(ユーデミー)」で提供されているボイトレ関連の講座で学習するのが、大変オススメです。

 

私自身、ボイトレ関連に限らず、様々なUdemyの講座を受講して、スキル習得に役立てています。

 

こちらの講座では、まさにミックスボイスに特化した習得法を学ぶことができます。

 

  

男性用・女性用に分けてトレーニング方法が解説されており、地声→ミックスボイスへのスムーズな移行方法を習得できる内容になっています。

そのため、1stブリッジを乗り越える部分(地声→ミックスボイスへの切替)に課題を感じている方にとっては、とても有意義な講義だと思います。 

受講生の方々の平均評価も4.8(2025年3月現在)と、非常に高評価を得ています。

 

個々の講義は、5〜10分程度で構成されており、スマホアプリでも学習できるので、スキマ時間を使って自分のペースで学習できる点もありがたいです。

 

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是非、ミックスボイスをマスターして、DAM(ダム)の声域チェックで満点を取り、高音域をラクに歌えるようになりましょう!

 

カラオケDAM(ダム)の音域(声域)チェックのやり方を総括

以下に、本記事のポイントをまとめます。

 

まとめ
  • DAMの「声域チェック」機能の使い方:
    • 選曲番号(リクエストNo.)「8711-09」をデンモクに入力することで、「DAMボイストレーニング」のトップ画面から「声域チェック」を開始できる。
  • 測定方法と判定基準:
    • 低音側と高音側で1音ずつ順番に発声をチェックし、各音について、5つの母音のうち1つのミスまでなら合格、2つ以上のミスで不合格判定となる。
  • 裏声の扱い:
    • DAMの声域チェックでは、裏声で発声しても合格判定となるため、地声の音域を測定したい場合は注意が必要。
  • 喚声点(ブリッジ)と発声の工夫:
    • 男性・女性ともに、測定範囲に2つの喚声点を含むため、高音まで発声するにはミックスボイスを活用する必要がある。
  • 音域(声域)を広げるためのトレーニング:
    • ミックスボイスを習得することで、DAMの声域チェックで満点が取れ、高音域をラクに歌えるようになる。

  

本記事が、どなたかのご参考になれば幸いです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

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